ただのオタクの妄誕無稽のはなし。

最近Snow Man沼に落ちたオタクの妄言。

Snow Man、歌声考察。

Snow Manに落ちて約2か月。人生で初めてFCに入ってしまいました。
いままで、ちふれでできていた私の唇が、そろそろDiorになりそうです(買ってしまった)。
内容に差があれど、同じCDを4枚も買ったのも初めてです。
まさに沼。まさに急降下。足を完全にとられました。

そんな私が何をし始めたかというと、歌声考察です。
我慢できなかった。歌、好きなんです。人の声を分析するのも好きなんです。

考察といいつつ、わりとただの感想なんですが、一人ずつやってみた。
よろしければ!

岩本照
 一人目から語ることが多い。もはや岩本照、彼を語ればSnow Manは半分語ったも同然みたいなところちょっとある。いやみんな語るけど。

 私は岩本照の声をSnow Manの集合体みたいだと思っていて、というのは、彼の歌声からは色んなメンバーの声がする。
 先にざっと言うと、「深澤辰哉をベースに渡辺翔ラウールを足して2で割り、宮舘涼太を振りかけて、歌い方は阿部亮平」で岩本照の歌声は構成されている。もうメンバーの半分が彼の中にある。

 細かくわけていくと、まず深澤辰哉。単純にふっかとひーくんの歌声はそもそも似ている。『Vanishing Over』の≪Forever きっと変わらない 真実≫のところとか、もはやどっちがどっちの声なのかわからなくないですか?後述しますが、ふっかのほうが若干声に揺れが入るので、判断基準そこくらいです。

 

 次に渡辺翔太要素ですが、『朝焼けの花』の歌いだしによく出てるかなと思います。

  ≪耳鳴りのように届くのは歩き出した日の記 淡く残る跡辿れば

太字部分にしょっぴーぽさがある。いやひーくんの声探ってるとわりとずっとあるけど。
 あとは『終わらないMemories』の ≪今もここに君はいたのだろう≫ とか。あまり音の高くない、響きがある音のときに渡辺翔太との類似性が出てくるなという印象。バラード系の曲のときの解釈と表現の方向性も似てるなと思います。


 ラウールは声というより発音なのでアレなんですが、ラウールの特徴のある発音と似た発音をすることがあるんですよ岩本照……。ちょっと高めの音の時の発音の仕方がふと似ている時があって、気づいたときは「パパ……」ってなった(?)


 宮館涼太要素は高い音の時に出る。「多分ひーくんの最高音の近くなんだろうな~」って時のちょっと鼻にかかる感じの時の音が舘様。これはよく聞けるので比較してみてください。似てるから。最高音の位置が近いんじゃないかなあ、二人。


 阿部亮平要素は、歌い方です。なんというか、節の付け方?付けているというより付いてしまうんだと思うんですが、パートにアクセントを入れようとすると二人は似る。『朝焼けの花』の阿部ちゃんパート ≪言葉では伝えきれない 思いもあったけれど≫ は、若干の声のかすれ方と歌い方のひーくんっぽさがよくわかると思います。ひーくんがあのパートだったら多分同じように歌う。


 ひーくんの歌の上手さは、表現の巧さだなと思います。なんというか、「そういう曲を、そういう風に歌う」のが上手い。バラードはバラードらしく、明るい曲は明るく。意外と簡単じゃないんだよな。

 こうなると問題(?) は『Stories』なんですよ!マジで辛すぎて辛すぎてって感じではあるんですが、私の岩本照論的に行くと、あら不思議、ひーくんがいないのに、Snow Man全員で歌うと岩本照が浮き出てくるんです……ひーくんいるな?ってなる。探してみてほしい「Stories」の中にいる幻想ひーくんを。

 でも、Snow Manは岩本照無しに成り立たない。Snow Manの集合体みたいな彼の声がないとSnow Manの調和がとれないので。ダンスではみんなを率いて、歌ではみんなを調和させる役割を持ってるんです……岩本照は……。

 


深澤辰哉
 深澤辰哉、ギャップの塊か?と思うくらい歌うと声の印象が変わる。ほんとすごい純粋に「少年」の声になる。良い意味でも悪い意味でも。真っすぐなんですよね。Kis-My-Ft2玉森裕太くんと同じタイプ。ふっかの歌声聞いたとき「タマじゃん……」ってなったもん。
 まさに「少年」なので、聞き心地は優しいし柔らかいし、無邪気さを感じさせるので楽しい・明るい曲にすごく映えます。かわいい。あと、声質自体に癖がないのでハモりに入ると邪魔せずとても馴染むイメージ。優しく包み込んでくれる感じもあるよね……深澤ママ……。


 前述のように声質はめちゃめちゃ岩本照に似てる。親和性が高い。はいはいいわふか。そこまで合わせてくる?ただ、ふっかの歌は「揺れ」が入るんです。それも一つ個性だし、彼の歌声のひとつではあるんですが、悪く言うと「不安定」に聞こえるんですよね。ひーくんとの違いはその安定性の有無。だから逆(?)に、演歌とか歌わせると深澤辰哉は上手いんじゃないかと思ってるのでふっかの演歌待ってます。


 ふっかのダンスについて、ひーくんが「真面目にやってるのに相手にそれが伝わらない」ってコメントしてたと思うんですが、歌もほぼ同じコメントになると思います。なかなか不憫……。

 


宮舘涼太
 宮舘涼太は話し声はまさにロイヤルな「イケボ」な感じの割に、歌うと「ジャニーズ!」感がすごい。良いとか悪いとかではなく。あと、そもそも鼻にかかった声してるので、どの高さの音でも「舘様的に高いのかな?」って思わせといて、「あっ、その高さでるんです!?」ってなることが多い。

 『Snow World』の ≪笑顔溢れるから≫ の部分とか、V6の『Sexy.Honey.Bunny!』カバー の ≪燃えちゃえば、無礼講You’re My Lady≫ とかびっくりした。地声がそこまで高くない(ように聞こえる)人があの音出すとなると、そう簡単じゃないので、あの舘ちゃまのちょっとぷよっとした(愛おしい)お腹の内側の腹筋すごいんだろうなって思ってる……。どこまでも器用な人だな……。


 宮ちゃまはお口が小さいのもあって、若干発音に癖があるんですがそれかがまたアクセントとなって良いです。逆にそこがジャニーズっぽさがあるというか、嫌味の無い感じだなと思う(伝わる気がしない)
 『breaking the dawn』も、「その音でんの?」ってびびるんですが、やっぱり声がそもそもいいので多分高すぎない音、この曲だと歌いだしとかは耳障りが良いな~しゅき♡ってなります。
 あと割と声に掠れが入ってるので、それが舘さまのエロティックさを作り出していると思う。セクシーに掠れは重要。それがなければないだけ少年になっていく。ふっかみたいな。

 


渡辺翔
 言わずもがなですが、単純に歌が上手い。声に特徴があって良い声っていうのもあるとは思うんですが、何より「歌をうたうためのスイッチを持って生まれた人」だと思います。特別「歌が上手い」って言われる人みんな持ってると思う。

 持論なんですが、歌の上手さ=一音の中でどれだけ自由でいられるかだと思っているので、その基準で言っても渡辺翔太は歌が上手い。1フレーズ歌うだけでその曲の雰囲気とか歌詞の内容を伝えられる人。

 中島健人さんの『ディアハイヒール』カバーの渡辺翔太、聞いてください、もちろんイントロからバラードなのは伝わるけど、歌いだしの ≪タメ口≫ で「あっ、これは切ない曲で、今過去の自分を振り返ってはちょっと苦笑してるな」って無意識に伝えられるんですよ、渡辺翔太。すごくない?解釈が良い。


 しょっぴーはあえて分類するならEXILE系列っぽい歌い方しますよね。端的に言うならちょっとチャラい。『Ⅵ Guys Snow Man』の ≪Can you hear my voice?届いてるなら≫ とか曲調も相まってLDHかな?ってなる。そういう雰囲気持った歌い方する。ついでに言うならマイクの持ち方も(笑)


 『Stories』のしょっぱなしょっぴーが最高of最高。テンション爆上がりです。ハイトーンとかフェイクでしょっぴーの声の良さと上手さが際立つし、「Snow Manだな~~!」ってなる。

 


阿部亮平
 正直阿部ちゃんはまだ考察の余白がめちゃめちゃあるので、さらっとでごめんなさい。
 阿部ちゃんはひたすら素直!って感じがすごい。話してるときより、歌う方が雰囲気が明るくて優しい感じがする。ふっかにも同じようなものがあるけど、阿部ちゃんはもう少し落ち着いているので、楽しい曲も勿論だけどわりとバラード系も良い。沁みる。

 考察するにあたって色々見てたんだけど、なんかもうあざとい姫の顔に目が行っちゃって進まなかったのどうしてくれるんですか?(好きです)


 阿部ちゃんはソロも良いけど、ハモりが良い。ハモりに入ってる割合高くない?

 『朝焼けの花』の ≪全てはこのためだったと 言える景色へと≫ の、 ≪言える景色へと≫ のハモりが ≪全ては~≫ よりも(たぶん)音がわりと上がってるんだけど、できちゃうんだよな。びっくりしたわ、鬼すぎんかハモりのメロ。

 佐久間と一緒に歌うと相性が良い。そもそもシンメだから、同じパートを歌う機会が多いっていうのはあるけど、二人の声色の方向性が似ているので、一緒に歌うと花が咲いたみたいにぱっと愛らしい明るさが加わってとても良い。

 個人的には『KISSN’ MY LIPS』の ≪Every time I’m wanting more≫ の下ハモ阿部ちゃんが好き。

 

 

佐久間大介
 まさかの一番考えた佐久間大介……。なんか妙に芯が掴めなくて、困った……。ぶっちゃけ、まだよくわかってません。


 話している声や雰囲気と歌っている声に思っているよりギャップがある。曲によって空気感が全然違うことに気づいた。歌い方だとかを変えているというより、そもそも「違う」感じ(伝われ) 歌が上手いというより、「表現者」だなという印象。声がぶれたりはしないので、普通に上手なんですが、しょっぴーみたいなタイプとは違う。声とか雰囲気を操るのが上手なんだと思う。


 ジャニーズ曲って、男性的に高めなんじゃないかと思うんですが、そもそもさっくんの歌ってる声とか音域が多分高めなので、よく通るし、馴染むなと思う。よく通る声なのは話しててもわかるけど(笑)
 あと、声のマイク乗りが声優っぽい。他のメンバーが劇場版で登場するゲストキャラクターの声優としたら、さっくんはレギュラーメンバーくらいの違いがある(伝われ)

 声優さんの特別なマイクへの声の乗り方ってあるんですけど、さっくんはそっちに近い。マイクに声が載っていることに違和感がない(伝わってくれ)。『KISSIN’ MY LIPS』のさっくんラップパートは純粋に死んだ

 


目黒蓮
 語ることあるよ目黒蓮!この人の歌声がずっと不思議だったんです。
 

 話し声は低めで下に落ちる感じだし、なんというか「23歳の若者!」って感じなんですが(伝わらない)、歌うと突然「優等生」になるんですよ。もっとこう、『Party!Party!Party!』の ≪溢れそうなテストステロン≫ みたいな感じでずっと歌う人なのかなって思ってたら、もっと「ちゃんと歌う」んです。なんかディスってるみたいだけどそうではなく。


 「優等生」「ちゃんと歌う」っていうのは、しっかり歌の基礎をやってる、という意味です。
 例えばKEN☆Tackeyの『アイシテモ』をひーくんとカバーした際の ≪消し去れない記憶≫ のところとか、嵐の『ファイトソング』カバーの ≪今は悩むこともあるでしょう≫ とか聞くと、たぶん皆さん「お?」ってなると思うんですよ!「そういう風に歌うんだ?」ってなると思う。テストステロンとは違うから。

 というのも、あの歌い方はナチュラルボーンのものではないと思います。基礎的な歌の練習をして得た歌い方だと思うんです。23歳の男性が「はい歌って」って言われてやるような歌い方じゃないんですよ(たぶん)。あえて分類するとしたら、京本大我と同じタイプだと思います。二人の歌の種類は違うかもしれないけど、努力の末に得た歌唱力という点で、きょもタイプだと思います。


 だから、めめに合ったキーでそこまで頑張らなくても、の時(テストステロンとか)はあの良い声を前に出せばよくて、「歌わなきゃ」な曲(上記のような)になると、印象の違う歌い方になるんだと思います。

 


向井康二
 一番癖がなくてシンプルに歌が上手いのが向井康二だと思う。しょっぴーと対等に歌えるのは向井康二だと思うし、どちらが上手いかに至ってはもはや個人の好みの問題だと思う。


 楽しい曲もこーじの空気があるからもちろん素敵だけど、やっぱりバラードが良い。しょっぴーと歌った『ディアハイヒール』は言わずもがな絶品。藤井流星さんと歌った『torn』もめちゃめちゃぐっと来ます。

 

 単純に巧いなと(私が)気づいたのは、『ディアハイヒール』の ≪バイバイは言わない あと少し≫ の ≪あと少し≫ の語尾でかけたビブラート。高めの音だし曲の展開的に大事な部分で難しいところだなと思うんですが、きれいなやさしいビブラートがかかったときに「この人、技術的に普通に歌が上手いな」と思いました。そう、こーじは優しくかかるビブラートがほんとに素晴らしくて好きです。


 こーじの声を「優しい・あたたかい」と表現する人と「切ない」と表現する人がいて、若干相容れなさそうな感じなんですが、優しくてあたたかいからこそ、かえって切ないんですよ。上記2曲に良く出てると思います。

 Kis-My-Ft2の『蜃気楼』カバーで ≪やがて空は満ちる海と世界を包み込んだ≫ の部分、歌詞の内容も相まって、こーじの歌の世界の広がり方がエグい。わっ、と景色が広がる表現力。あのパートがこーじで、そのあとの ≪当たり前のように明日もfall upon me暖かく陽は昇る≫ がしょっぴーなのは歌詞割がめちゃめちゃ的確。しょぴとこーじの歌声の「」の違いが表されてると思います。やっぱりこーじのほうが切ない……。

 あと切なさで言うと、『Stories』の ≪例えばそれが痛みだとしても≫ の部分、たぶんこーじ(と恐らくさっくん)だと思うんですが、この歌詞とあのメロに、こーじ(と、さっくん)持ってくるのはズルイ。エモすぎて死んだもん。

 


ラウール
 ラウールは今語って良いのか?というところが本音。まだ声ができあがってない成長段階だと思うので……。やっぱり少しずつ声が低くなっているのがわかる。でもめちゃめちゃ貴重な時期を見ているなと思います。私達はラウちゃんの成長を見守っている……。上にお兄ちゃんたちが8人もいるので、成長期・変声期とも上手に付き合っていけると思う!


 それはそれとして、ラウールはこの難しい時期にも関わらずコントロールが上手い。『Snow World』のラウちゃんソロ ≪夢はでっかくもって≫ の部分は、いまその音出せるんだ~!っていう純粋な驚き。コントロールが上手くないと出しづらいんじゃないかと思う。


 ラウちゃんのあの特徴的な発音に若干耳が引っ張られているのであれですが、一音の中の自由があるんじゃないかとは思ってる。めめと歌った『GAME』でも、 ≪Game 強がっているのも≫ の ≪Game~≫ の入り方にセンスを感じる。表現力のある人だと思います。まあそもそも、Snow Manの実質的センターで歌詞割が多い中で誰の足も引っ張ってないんだから言わずもがなではあるけど(笑)

今後の変化に期待です。あれでまだ未完成なラウール、末恐ろしい。

 

 


 メンバーによって量に偏りがあるのは申し訳ない。愛の量の違いではなく個人的な資料の量の問題だと思ってください。みんな大好きだ。

 Snow Manはみんな平均的に上手くて、一人二人頭一つ出てる人がいる感じなので全体的に安心できる。みんな良い意味で色々と癖があるので、そこにハマるとなに聞いてても楽しい(笑)

 新曲がもう全部全部良くて、本当に最高です。私は特に『Stories』にやられているので早くフルが聞きたいし、ひーくんがいる『Stories』も早く聞きたいです。『Stories』にすでにエモを感じまくってるので、フル聞いて言語化したい気持ちでいっぱいです。

 

とりあえず全員のソロ曲をください!!待ってます!!Snow Man