ただのオタクの妄誕無稽のはなし。

最近Snow Man沼に落ちたオタクの妄言。

ラウールが歌うめぇって話を発音から考えるオタク。

こんにちは。

Johnny‘s World Happy LIVE with YOU始まりましたね。

私はSnow Manが出演する日曜日分しか買ってないんですが、Twitterで皆さんの感想を見る限り、2500円はやっぱり安いようですね。生きて月曜日を迎えられるのでしょうか。

そして先行ダイジェストでメンタルをやられた同志・すの担の皆さまお元気ですか。

仕方ないね。みんなで幻影を探そうね。焦らされたほうが得るものは大きいからね。

 

ということでタイトル通り、ラウールに注目していこうという妄言です。

私は今までの記事でちょこちょこ、「ラウールの発音」について述べてたんですよ。

(2本ある「歌声考察」記事をご覧ください)

あのラウちゃんの音はどうやってできてるんだろうと考えて、なんとなく見えてきた気がするので書いていきますね。最終的にはラウちゃんの歌唱力の話になります(笑)

 

※文中で「独特」とか「癖がある」とか連発していますが、そういう表現が「批判的・否定的」に見える方は読まないほうが良いです。わたしはラウールに愛しかないので、愛おしいポイントとして表現しています。よろしくね。

 

今更ですけど全ては妄言なので、ご了承ください(笑)

 

-もくじ-

*ラウールらしい部分

*ま行の前の“n”

*発音というより発声?

*音の響き

*腹圧

 

 まず大前提いいですか? ラウちゃんちょっと舌ったらずな発音なんですよね。超ざっくりですけど。でも、歌ってるときのほうが独特な感じが顕著に出るので、その話をします。

 

ラウールらしい部分

『Snow World』 2:52~

 ラウちゃんのソロパート ≪夢はでっかく持って≫ のところですね。私が初めて聞いた時、「その音でるの!?」とびびり倒したところ(笑) なんなら、この先の話は「その音でるの?」のアンサーにもなると思います。伏線(笑)

 すごく“ラウールらしい発音”が出ている部分だと思います。この後に同じメロを歌う康二くんと比較すると良いと思うんですが、少し癖があるのがわかりますよね。特に ≪~って≫ の太字部分は耳に残る音だと思います。

 実は(?)、康二くん(2:59~)の歌詞も同じ部分が ≪君の空にっと≫ で同じく「も」なので聞き比べてみてください。同じ音と文字でも、ラウちゃんの方がぐっと下がってるような・重い感じがあります。

 まずこれが何なのかを発音的に考えてみる。

 

ま行の前の“n(ん)”

 ≪夢はでっかく持って≫ の部分が良いのは、ま行が2回出てくるからわかりやすいから(笑) よく聞いて表記してみると、

 ≪ゆnめは でっかくnもって≫

って聞こえません?? 聞こえるの(圧) 『D.D.』でも他の曲でも大体そう聞こえます。これはわざとやってるというより、歌う時の癖なんだと思う。だから、 ≪持って≫ が、康二くんと同じ一音でも、ラウールは閉鎖的なnの音がセットになった「nも」なので重く聞こえます。

 「癖」の感じはここも起因してるかなって感じ。助詞でよく出てくる「に」とかはそこまで。

 ちなみに、ま行じゃないですが、「ら」の音もたまに独特な響きになるよね。

 で、この発音がどこからくるかを考えると以下。

 

発音というより発声?

 ここに至るまでの経緯を説明すると、「いや、お前の匙加減だろ」って言われそうなんですが、説明します。

 ラウールのあの発音を真似するにはどうするんだろうと思ってやってみたら、舌根がめっちゃ下がることに気づいたんですよね。

f:id:kokkorose:20200617155841j:plain

(http://ukeguchi.net/ukeguchi04/)

 舌の根っこ、喉の入口のあたりをぐっと下げる感じになる。

 で、これが何だって話なんですが、もしラウちゃんの発音がこのようになっていて、それが歌をうたうときに顕著に出てくるとなると、これはもう発声の話じゃない?っていう。

 歌を上手く歌うとなったとき、口の奥ないし喉の入口を広く開けて空間を作り、響きを持たせる、みたいなことをするんですよね。あと喉に負担がかからないので合理的。この辺りは「歌 喉を開く」とかで検索してみてください。

 

 これは少し希望的観測を含んだこじつけ感があるんですけど、『ひらりと桜』とか『Don't hold back』とかラウちゃんが地毛の黒髪時代の音源とか聞くと、あんまりま行の癖がないんですよね。歌の安定感を比較しても、(変声期前後だからとはいえ)今のほうが高音の安定感がある。それと同時に発音に癖が出てると思うんですよ。

 つまり、ラウちゃんの独特な発音は発声に影響を受けてるんじゃないか?っていう話。本当に基礎的なボイストレーニング・ボーカルトレーニングの内容なので、変声期と付き合い方を見つけつつ、歌唱力のブラッシュアップをした結果なんじゃないかと思います。

 ラウちゃん変声期終わったっぽくて(雑誌で言ってた)ちょっと安心してます。

 

音の響き

 ラウールの声って年齢もあると思うけど、ちょっと高めに聞こえるわりに、音が下に響くなって思うんです。っていうか前述した口の開き方とこの後説明するところを加味したらそりゃそうかって感じだけど。

 ちなみに、めめは逆っぽいと思ってます。元の声が低いわりに、歌うと音が高く・上のほうに響く。声が高いという意味ではなく、響き方が。凸凹。めめラウ。


 別の理由も考えてるんですが、それはそれとして、他の人たちの声が声帯から真っすぐ口の中通って出てくるとしたら、ラウちゃんから発声された音って一回口の中でぐわっと下に下がってから出てきてそうな音しません?やっぱりちょっと重めに聞こえる。

 さっきから「重め」って言ってますけど、ネガティブな意味ではなく、「重厚感」という意味です。めっちゃクール。少し鼻に音がかかりつつも、音が前や上じゃなくて、喉の奥とか後頭部に届いてる感じ。だから高い音歌ってもキンキンこない。そういう感じ。

 簡単に言ってるんですが、これ、歌が上手い人ができるやつ。

 

腹圧

 Twitterでどなたかが、「胃が膨らませられるのは、腹圧が強いから」と仰っていて、それを見て色々繋がった感じがします。


 腹圧ってなんぞ?ってことなんですが、ざっくり言うと内側から外側に向けて入れられる圧みたいなやつ(雑) 腹圧をかけようと思ったら、所謂腹式呼吸でお腹に空気を入れて、その膨らんだお腹を維持しながら(息止めるとやりやすい)腹筋に力を入れたらそんな感じになります。詳しくは検索。

 歌を歌うときって腹式呼吸って言われるじゃないですか。あれで結果的にやらなきゃいけないのがこれなんですよね。だから歌上手くなりたいってなったら腹筋しろって話になる。お腹に力をこめたまま歌をうたうと、肩とか喉の周りに余計な力も入らないし、安定感が出るんです。

 で、皆さんご存知ですよね?ラウールの特技は?そう、胃を膨らませること。

 

 つまり、ラウールの独特の発音は(元の特徴のある発音が)歌唱力の高さによって強化された副産物だってことです。デデン!

 

 腹式呼吸がしっかりできているから、ラウちゃんは高音でも(コントロールが上手いのもありつつ)キンキンこないし、重厚感という安定感があるわけです。しかもその結果、耳に残る特徴的な発音も生まれてる。つまり「印象的な歌」に聞こえるわけですね。

 は~~~すご。これで最高のダンサーでもあるんだから、もうなに??なんなの??ほぼ天使!!!!

 

 ということで、ラウちゃんの発音を探っていたら、「つまりめちゃめちゃ歌上手いっことでは……?」に辿りつきました。いや、知ってたわ。上手いことくらいすでに知ってたけど。改めて。

 個人的にはラウちゃんの歌的な表現力には果てしなく伸びしろがあると思ってるので(毎度ラウちゃんの話するとこれで締めますけど)この先が怖い。末恐ろしい。どこまでも羽ばたけるセンター、愛すべき末っ子ラウちゃん。

 

 なんかものすごく気持ちの悪い考察をしてしまいましたが、これからたくさん出るであろう新曲で、新たな引き出しから色んな景色を見せてくれると思うとわくわくが止まらないね!

 

ということで以上!